ペップの後を追っかけて---ときどき受験

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好きなグアルディオラ監督の話題を中心に。たまに子どもたちとの学習について語ります。

ロボットクリエイター高橋智隆氏・東大物理学者上田正仁教授登壇 河合塾 ”学びみらいプログラム 2017”に参加してきました

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大学入試が変わるということで情報蒐集のために河合塾の”学びみらいプログラム 2017”に参加してきました。

 

現役時代も塾に通ったことがないので、予備校というところに行くのは初めて。

ちょっとドキドキ。

学びみらいプログラム2017 東京会場 | 大学受験の予備校 河合塾

 

登壇者は

・ロボット博士の高橋智隆氏

ロボットの天才 (空想科学文庫)

ロボットの天才

史上最強のロボット (空想科学文庫)

フジミ模型 Ptimoシリーズ No.0 プラロビ 全長約16cm 1/2スケール 色分け済み プラモデル

 

・東大教授の上田正仁教授

東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方

東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 (PHP文庫)

東大物理学者が教える「伝える力」の鍛え方 (知と学び)

 

のほか、教科別に河合塾の講師の先生が話すという内容でした。

 

やはり、両氏ともAIについて触れていましたね。書評にも書きましたが、両氏ともAIが人間の生活を脅かすことはないだろう、考える力をしっかりつけて人間にしかできないことをという話でした。

 

www.peptactics.net

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実は高橋氏の講演については、直前に用事があったためにあまり聴くことはできず。

主に上田教授の講演から気になったことを抜粋します。

 

PISA(15歳の段階)によると日本はダントツの世界1位
そこから先では世界に負けている→入試改革の目的 大学以降の勉強につなげるための改革
 
考える力は生まれつきの才能ではない
意識的な努力で鍛えることができる
 
数学と英語は役に立つ
 
優秀の三段階
・マニュアル力
答えが一通り 類型化 時間内にやることが必要
マニュアルをつくるには考える力や創造力が要求される
 
・考える力
一つの難しい問題を長時間考えて答えまでにたどり着くちkら
長距離型の脳を作る
 
・創造力
自ら課題を見つけて、独自の解決法を編み出す力
 
学問におけるマニュアル力の重要性
・言語を学ぶ・・・・専門用語、語学、数学
・型を学ぶ・・・・考え方の基本パターン、論理
 
マニュアル力だけを重視すると大学以降で戸惑う人が多く出る
学歴は問わないと言っている企業も実は学歴は参考にしている

 

一時期日本はPISAでランクが落ちたと聞いたことはありますが、現在はまた世界1位になっているようです。しかし、日本3.0にも書いてありましたが、高等教育については世界に遅れをとっているようです。

 

今回言われている大学入試改革は、高等教育の底上げを行うべく、高校までの勉強と大学以降の勉強の橋渡しをするものとなるようです。

 

高校までの教育は正解が一つに決まるもの、上田教授がおっしゃっているマニュアル力を鍛えることに重点が置かれています。

 

一方、大学からの教育は考え抜く力、創造力を鍛える教育にしなければいけないとおっしゃっていました。

 

日本の中の頭脳が集まる東大その中でも物理学科に進学する学生は優秀だと思うのですが、年に1割近くはその違いについていけず、挫折するようです。

 

このあと河合塾の講師による講演があったのですが、私は数学の講演に出てきました。

 

大切なのは学習者の主体性
 
数学を解くために必要な思考力
情報収集・分析力
構想力
論理展開力
計算力
表現力
知識・技能を活用する力
 
これからの数学で問われる問題
・実生活に根ざした題材
・得られた数値を解釈して実生活に反映できる
・データ分析(統計)
 
どんな時代も自分で考え、自分で道を切り開く
教育が大きく変わる 親の意識の改革

 

 

河合塾で作成した想定問題を解いて見ましたが、答えが一つには決まらず、求めた数値に対して、どのように考え、その答えを選択したのかが問われているようです。

 

同じような話は経営コンサルタントの大前研一氏の本でも読んだことがあります。

 

MITに留学した時に、テストを受けたときに、同級生が誰も正確な数値を算出することができなかったのですが、大前氏は数値的には正解であったそうです。

 

ただし、指導教授からは不合格だと。数値的な正確性よりもその答えを算出するに至った考えが教科書のままで自分で考えた道筋が見えないということが理由だったようです。

 

大学入試が変わるからと言っても、従来型の教育・勉強が基礎になるので慌てて学習方法を変える必要はないという印象は受けました。

 

数学では統計が今までより出題される可能性が高いのではないかと。

私が現役だった頃は、確率は出題傾向は高かったですが、統計はそれほどでもって感じです。しかも、2年生の最後に申し訳程度にやった程度ですし。

 

ただ、大学に入ってからは理系・文系に問わず、レポートする際には統計の素養があった方がいいですし、ビジネスの世界でも統計の重要度は叫ばれています。

 

また答えが一つに定まらない問題を作る際にも統計は出される傾向にあるのかも。

 

今回の大学入試改革の趣旨、大学入学以降の実用度も考えて、統計には着目しておいた方がいいのではないでしょうか。

 

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)

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以上、「河合塾 ”学びみらいプログラム 2017”に参加してきました」という記事でした。